【私のおすすめ】電子書籍で完結漫画を読もう

完結した漫画を電子書籍で読みたい人のためのおすすめ本紹介ブログ

MENU

close
×

電子書籍で完結漫画を読むメリット、デメリット。電子書籍がおすすめな理由は?

本ページの商品、サービス紹介リンクはアフィリエイト広告となっています。運営者はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

 


本記事では、電子書籍で完結漫画を読むメリットとデメリットを紹介します。

 

みなさんは、漫画を読むなら紙派?それとも電子書籍派ですか?

 

私は紙の本が好きですが、すでに完結している漫画の場合は電子書籍での読書に大きなメリットがあると思っています。

 

本サイトは完結漫画のおすすめ本を紹介していますが、さらに「電子書籍で読める」という前提も満たしていることを前提としています。

 

 

 

 

電子書籍で完結漫画を読むメリット

電子書籍のメリット1:本棚のスペースが削減される

完結漫画の中には、非常に巻数が多いものもあります。

 

例えば、『静かなるドン』という完結漫画。

 

下着会社の社員が実はやくざの組長で…というとても面白い漫画なのですが、巻数は108巻もあります。

 

除夜の鐘、もとい煩悩の数と同じですから、本棚に置いたらかなりのスペースを取られることは想像に難くありません。カラーボックスの1つぐらいはゆうに占拠してしまうでしょう…。

 

また、長い完結漫画の代表作と言えば『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(通称こち亀)。

 

タイトルも長いですが、巻数も長い。

 

 

何と全201巻です!

 

ギャグから感動ストーリーまで幅広くこなすこち亀シリーズですが、正直部屋が狭い人にとっては集めづらいですよね…。本を集めるお金だけでなく本棚を買うお金も必要になりそうです。

 

しかし、電子書籍なら物理的に本を置く場所が必要ないので、何巻買っても大丈夫。

 

『静かなるドン』も『こちら葛飾区亀有公園前派出所』も大人買いし放題。この点は電子書籍にしかない大きなメリットだと思います。

 

電子書籍のメリット2:かなり古い漫画(紙では絶版)でも新品で買える

 

本好きにとっての恐怖、それは絶版です。

こんなことがありました。

 

ある日、私は、『左門君はサモナー』という漫画を久しぶりに読み返しておりました。

 

この漫画についての記事はこちらから見てください!

mobilebooks.hatenablog.com

この漫画は初期は1話完結だったのですが、徐々にシリアスな展開に進んでおり、最終巻手前の9巻は絶妙な引きで終わっておりました。

 

さて、最終巻を読もうと10巻に手を伸ばした私ですが、そこで大きなショックを受けました。

 

まさか、10巻がない…!

 

週刊少年ジャンプを購入していたため、最終回は既読済みですが…何年もたっているので内容は覚えていない。

 

コミックを一気読みしたことで最終巻へのテンションはマックスレベルに高まっています。それなのに、10巻だけがないのです。

 

私はあわててAmazonにアクセスしました。今日注文すれば、数日中には届くはず…。

 

しかしそこで私の目に入ったのは、「××××円」という高額な値段。

 

そう、『左門君はサモナー』の最終巻は、絶版になったうえ、中古市場では価格が沸騰してしまっていたのです(2024年3月の現状でも数千円のままです)。

 

愕然とした私は、フリマアプリや中古本のオンラインショップなども探してみました。しかし、『左門君はサモナー』の10巻だけを手ごろな価格で購入できる術は見つかりませんでした。

 

そんなとき、ふと目に入ったのがAmazonの「Kindle価格」。そう、『左門君はサモナー』は電子書籍化されていたのです!

 

私はその場で決済を行い、9巻の興奮状態を保ったまま無事10巻を読むことができました。

 

このように発売日の経った漫画というのは、絶版になりやすいものです。

 

古い漫画というのは中古市場で価値が落ちることが多いですが、市場にあまり出回っていないにもかかわらず一定のファンがいるような作品は、逆に発売日から年月が経つことでプレミアがついてしまうようです。

 

その結果、中古市場では値上がりし、本来の価格の数倍にもなるのです。

 

(小説などは絶版本でも図書館から借りられるかもしれませんが、漫画は図書館に置かれづらいので絶版漫画を図書館で見つけるのはハードルが高いです。)

 

そんな時は、電子書籍での購入を考えてみてください。

 

今は発売日が古い漫画や本の多くが電子化されています。

 

絶版になってしまったような古い漫画でも電子書籍でなら、すぐに読めるかもしれませんよ。

電子書籍のメリット3:品切れにも強い

先の絶版とは似て非なる話ですが、比較的新しい漫画でも書店で手に入らなくなることがあります。

 

人気過ぎて買い占められてしまうというパターンです。

 

近年でいえば、超ヒットした『鬼滅の刃』。

 

とにかく人気がうなぎのぼりだった時期は、店頭からコミックスがことごとく消えていました。そして、フリマアプリなどで信じられないような高額で転売されていました。

 

一方、電子書籍版のコミックは本屋から『鬼滅の刃』が消えた時期でも、普通に購入できました。

 

実際に映画で『鬼滅の刃 無限列車編』を見た後、「遊郭編を読み返したい!」と思っていた私は、電子書籍として『鬼滅の刃』を購入しています。

電子書籍のメリット4:作者や出版社に利益が還元される

絶版や品切れの話の中でもふれましたが、プレミアがついている漫画は中古市場で値段が高騰します。

 

しかし、どれだけ高い金額で「中古漫画」を購入しても、作者や出版社に利益は還元されません。儲かるのはフリマアプリの売り手や古本屋です。

 

私も中古で漫画を購入することがたびたびあるので、必ずしも「中古業者やフリマアプリが悪い!」と断定するつもりはありません。しかし、本体価格の何倍もの金額を「作品を生み出すことに何らかかわりがない人間」に払うのは、やはり抵抗があります。

 

どうせお金を払うなら、極力作者の利益になるような漫画の買い方をしたいという方は多いのではないでしょうか。

 

電子書籍を購入すれば、紙の本と同じく作者に印税が入ります。過去の作品を電子書籍で購入することは、新作を生み出そうとしている作者への応援の一種になると思います。

 

次回作を期待している作者の電子書籍があれば、ぜひ購入したいですね。

 

電子書籍のメリット5:紙の漫画よりお得に買える(ポイント還元率が高い・セールが多い)

電子書籍は、紙の本に比べてお得に購入できるチャンスが多いです。

 

その理由は3つあります。

 

  1. 初回購入者向けのキャンペーンが充実している
  2. 高ポイント還元やお得なクーポン券で2回目以降もお得
  3. セールが多い
初回購入者向けのキャンペーンが充実している

電子書籍は、新規登録者向けのキャンペーンを利用すればかなり格安で購入できます。

 

現状、電子書籍を購入する際は、電子書籍配信をしているサービスに登録して、サービスの中で電子書籍を購入する形が主流になっています。

 

電子書籍配信サービスとしては、まず見込み顧客がサービスに登録しないと話が始まりません。そのような背景からか、初回購入者向けのキャンペーンは多くのサービスで非常に充実しています。

 

具体的な内容はサービスによりますが、購入金額の還元率がとても高いというパターンが多いのではないでしょうか。

 

例えば新規登録者に対して購入金額の50%を還元するというサービスに登録すれば、10000円分の電子書籍を買っても、あとから5000円分ポイントで返ってきます。実質5000円で本を購入できたことになります。

 

他に、半額以上がオフになる初回限定クーポンを配布しているというパターンもあります。

高ポイント還元やお得なクーポン券で2回目以降もお得

多くのサービスでは2回目以降利用者にも、お得なキャンペーンが実施されています。

例えば、クーポンが配布されたり、ポイント還元率が高くなる仕組みを設けていたりするので、頻繁に漫画を買うという人にとっては料金を節約できるでしょう。

 

それぞれのサービスでキャンペーン内容が異なるので、自分とってはどのキャンペーンがお得なのか、で使うサービスを切り替えても良いですね。

セールが多い

電子書籍では、期間限定のセールがよく行われます。

 

店頭で購入する場合は、なかなか定価以下で購入するのは難しい漫画。しかし、電子書籍なら半額セールも珍しくありません。

 

自分の欲しい作品がセール対象になっていたら、ラッキー!セール期間が終了する前に、ぜひ購入したいところです。

電子書籍のメリット6:完結巻まですぐ購入できる

電子書籍はまとめ買いがしやすいのもメリットです。

 

長い漫画だと、途中の巻だけ売り切れていたり、ひどいケースだと最終巻だけ絶版になっていたりする場合があります。

 

また大長編漫画は、重すぎて持ち帰るのも一苦労です。

 

電子書籍には、このような物理的制約がありません。どんな長い漫画でも、その場で完結巻まで買ってすぐに読めます。

 

さらにクーポンやキャンペーンの内容によっては、まとめ買いをすることでポイント還元率が高くなる場合もあります。

電位書籍のメリット7:場所を問わずに読める

購入した電子書籍のデータには、スマートフォンタブレットを使ってアクセスできます。

 

そのため、家の中だけでなく、通勤・通学中の電車、ファミレス、バス停、待ち合わせ場所のビルの入り口など場所を問わず、どこでも読めます。

 

 

紙の本だと、持ち歩くとしても数冊がせいぜいですが、電子書籍なら外出先で100冊の漫画を読むことも難しくありません。

電子書籍のメリット8:劣化しない

紙の本は、割と早く劣化してしまいます。

 

日の当たる場所や湿気のある所に保管しておくと、なおさらです。虫食いが起きる可能性もあります。

 

実際私も昔の漫画を読み返そうとしたら、黴臭くてとても読めなかった経験があります。そんな本はどんなに好きな作品でも、処分しなくてはなりません。

 

そしてもし読み返したいなら、新しく漫画を買い直さなくてはならないのです。

 

一方で電子書籍は物理的に劣化するということがないため、比較手的長く楽しめます。

 

日の当たる場所や湿気のある場所を避けて、置き場所を探すという手間もかける必要がありません。

電子書籍のメリット9:本が行方不明にならない

本をたくさん買うけど、整理は苦手…という人はいませんか(私です(笑))?

 

図書館のように、ジャンルやタイトル順に本を本棚に収納するという几帳面な人もいるかもしれませんが、私には無理です。

 

時には、読みさしの本を本棚の上に放置して、そのまま忘れてしまうことさえあります。

 

あとからその本を読みたいと思っても、「どこにやったっけ…」状態になってしまい、本を見つけるまでにあちらこちらを探して、時間が無駄になってしまうわけです。

 

しかし電子書籍にはその様な問題は起こりません。購入した本は、サービス内で一覧表示されますし、タイトルや作者名で本を探すことも可能です。

 

 

本を行方不明にしてしまうことが多い、という人は電子書籍のメリットを感じやすいと思います。

電子書籍のデメリット

電子書籍には、たくさんのメリットがあることが分かりました。しかし、電子書籍にはデメリットもあります。

電子書籍のデメリット1:人に貸しにくい

電子書籍で漫画を購入した場合は、人に貸しにくいというデメリットがあります。

 

紙の漫画ならまとめて友達や兄弟、同僚に貸せます。一方で、購入した電子書籍電子書籍配信サービスのアカウントとひも付いています。もちろん、データを他者と共有して楽しむということはできません。

 

はまっている漫画は、周りに布教して「仲間」を増やしたい!そんな気持ちになっても、電子書籍を貸すことはできませんので、あらすじを話して興味を持ってもらうしかありません。

 

電子書籍には「試し読み」機能がついていることが多いので、布教したい相手には一度試し読みで漫画の雰囲気を味わってもらうといいかもしれませんね。

 

電子書籍のデメリット2:要らなくなっても売れない

電子書籍は形のあるものではないため、読み終わって要らなくなったら売る、というわけにはいきません。

 

古書店やフリマアプリでいらなくなったコミックを売り払い、そのお金で次の漫画を買う…ということは基本出来ないことになります。

 

ただ、読み終わった漫画を手元に置いておくというのは、別に悪いことではありません。

 

作者や出版社からみれば、中古という形で売り払われるのはありがたいことではないでしょう。

 

また一度売ってしまった漫画でも、数年経ってから読み返したくなり、手元に置いておかなかったことを後悔するパターンもありますので、漫画が売れない点はデメリットと言い切れないかもしれません。

電子書籍のデメリット3:目が疲れやすい

電子書籍を読むことは、目が疲れやすくなるというデメリットがあります。

 

とはいえ以下の記事のように、電子書籍は紙の本に比べて目が悪くなる、とは言い切れないようです。

himeji.jrc.or.jp

 

ただ、タブレットスマートフォンを介してどこでも見られる電子書籍だからこそ、気が付いたらどこでも電子書籍を読んでしまっている=目を休められていないという危険性はあります。

 

また電子書籍は次の巻がすぐに表示されるので、次の巻を探しに席を立つ、この巻が終わったら一旦休憩するという「インターバル」が設けにくいものでもあります。

 

電子書籍を読むとき、とくに完結まで多くの巻数を読まなくてはならない大長編漫画を読むときは、意識的に休憩を取ったほうがよさそうです。

 

電子書籍のデメリット4:利用しているサービスへの依存度が高くなる

紙の本はどこで購入しても、自分の本棚に収まるという点では同じです。それに対して電子書籍は、購入元のサービスと購入後も縁が切れません。

 

電子書籍を購入後は、購入元サービスにログインして本を読むことになります。サービスごとに電子書籍を読むためのアプリも異なるため、複数のサービスを利用するならいくつものアプリを端末にインストールする形になります。

 

また購入履歴はサービスのアカウントに紐づいているため、A社で購入した電子書籍はB社のアカウントでは確認できません。どのサービスでどの本を購入したのか、分かりづらくなってしまう可能性はあります。

 

さらに言えば電子書籍サービスが終了した場合は、購入済みの本が読めなくなってしまう可能性もあります。

 

とはいえ、今までサービス終了したところは、返金や他サービスへの購入履歴の引継ぎなどを行っているため、一概に「サービス終了したら今までの購入代金が損になる!」というわけではありません。

 

このようなデメリットから考えると、電子書籍を購入するときはできるだけ使いやすく、継続性のあるサービスを選ぶことが重要です。

電子書籍のデメリット5:バッテリーがなくなると読めない

ディスプレイ上で読む電子書籍は、スマートフォンタブレットのバッテリーが切れてしまうと、続きが閲覧できなくなってしまいます。

 

もちろん、充電し直せばいいだけなのですが、ちょうど続きが気になるところでバッテリーが切れてしまったら、充電完了までの数時間がとても長く感じるかもしませんね。

 

なお電子書籍サービスは、パソコンからでもモバイル端末からでも利用できることが多いため、もし端末のバッテリーが切れてしまったら、別の端末に切り替え手続きを読むことが可能です。

 

電子書籍のデメリット6:本屋さんでの購入機会が減る

電子書籍で漫画を読むデメリットには、本屋さんでの購入機会が減るという点も無視できません(これは、紙の本も好きな立場としての私の意見です)。

 

場所を問わずに購入も閲覧もできる電子書籍は確かにメリットが多いのですが、私は「本屋さん」の中でしか出会えない新品の紙の本にも大きな魅力を感じています。

 

オリジナリティを出している個性的な本屋さんは、特別な空間に遊びに行くような気持で入店できます。旅先で本屋を目にすると、どうしても立ち寄ってしまいます。本屋さんの店頭に並んでいるオススメコメントを読んで、衝動買いしてしまった本もあります。

 

電子書籍で漫画を買うということは、その漫画を本屋さんで買う機会がなくなるということでもあります(電子書籍と紙の本、どちらもそろえているという人もいるかもしれませんが)。

 

本屋さんの数は、以下の参考記事のように年々減ってきています。

shuppankagaku.com

本屋さんを応援したい、という人にとって電子書籍で漫画を購入してしまうことはちょっと後ろめたく感じるかもしれません。

 

そこで、例えば次のように買い分けをしてみてはどうでしょうか。

  • 新しい漫画本、ハードカバーのような高い本、参考書は本屋さんで購入する
  • 在庫があるか怪しい巻数の多い漫画本、古い本は電子書籍で購入する

そもそも本屋さんでは絶版の漫画本は購入できません。そこで本屋さんに並んでいるような本は極力オフラインで買い、電子書籍の方が手に入りやすい漫画本に絞って、電子書籍サービスを利用していく、という方法も良いのではないでしょうか。

 

完結漫画を電子書籍で読むメリット・デメリットまとめ

完結漫画を電子書籍で読むメリットは次の通り。

  • 本棚のスペースが削減される
  • かなり古い漫画(紙では絶版)でも新品で買える
  • 品切れにも強い
  • 作者や出版社に利益が還元される
  • 紙の漫画よりお得に買える(ポイント還元率が高い・セールが多い)
  • 完結巻まですぐ購入できる
  • 場所を問わずに読める
  • 劣化しない
  • 本が行方不明にならない

一方で、完結漫画を電子書籍で読むデメリットは次の通りです。

  • 人に貸しにくい
  • 要らなくなっても売れない
  • 目が疲れやすい
  • 利用しているサービスへの依存度が高くなる
  • バッテリーがなくなると読めない
  • 本屋さんでの購入機会が減る

 

だいぶ私の主観も入っていますが、電子書籍を利用するときの参考になれば幸いです。メリット、デメリットを比較しながら、電子書籍で購入するべきか、紙の本を購入するべきかを考えていきましょう。